利き目で知ろうーフォアとバック、どちらが得意?
こんにちは!twurumakiです。
今回は、『利き目』についてお話します。
『利き手』や『利き足』は結構馴染みがあるのでは無いでしょうか?
そうです。普段使う手や足の事です。
ということは、『利き目』とは?
普段良く使う方の目の事です。
なんの捻りもないですね笑
自分の『利き目』を知ろう!
まず、自分の『利き目』、つまり、普段無意識(あるいは意識的)にどちらの目をよく使っているかを把握しましょう。
方法は簡単。
①自分の両目の少し前に両手を伸ばし、人差し指だけ伸ばしておく
②両目を開いた状態で、それぞれの人差し指がぴったり重なるように調整する
(この時、どちらの指が前に来てもOKです)
④片目ずつ閉じてみて、ぴったり重なって見える方があなたの『利き目』です!
利き目から見えること
これがソフトテニス(硬式も共通)でどういう意味を持つのかというと…
フォアとバック。
どちらが自分に適しているか(合っているか)
が分かるのです!(ナ、ナンダッテー)
どういうことかと言いますと…
自分に向かってくる打球の距離感を測るときに、ボールに近い方の目を使うからです。
右利きのプレイヤーの場合、フォアストロークを打つ際に体をネットに対して横向きになりますよね?
その際に、ネットに近い方の目(左目)を使ってボールとの距離感を測ります。
試しに、左目を閉じた状態で、フォアストロークを打ってみてください。
ボールとの距離感がほぼ取れないと思います。
身体の構造的に当然ですね。フォアを打つ時の右目って、顔の左半分が壁になって
打球の来る方向が見えなくなるのです。
つまり、利き目が左目の人はフォアハンドが上達しやすい人が多いです。
逆にバックストロークを打つ時は、ネットに近い方の目は右目になります。
従って利き目が右目の人はバックハンドでのボールとの距離感が掴みやすく、上達しやすい人が多いです。
左利きの方は、すべて逆になります。
利き目が右目の人はフォア。左目の人はバックが距離感が掴みやすくなります。
利き目でない側のストロークは、どうすれば良いのか?
自分の利き目が分かり、距離感が掴みやすい、上達しやすい側のストロークが分かったと思います。
ただ、当然のことですが
利き目が右でもフォアストローク打てるし…
とか
利き目が右でもバック打てない…
という人は多いと思います。逆もしかり。
私も利き目が右ですが、バックハンドは中学の頃は嫌いでした。
バックストロークアンチだったので、意地でも回り込もうとしてました笑
勘違いしないでいただきたいのが
あくまで上達しやすいかどうか
だけです。
ちょっとの意識と練習でどうにでもなります!
例えば学校で乱打(ショート乱打、サーブレシーブからの乱打等も含む)やりますよね?
その際の自分自身のフォアとバックの打つ割合をざっくりで良いので振り返ってみてください。
大体
7(フォア):3(バック)
くらいじゃないですか?
8:2でも驚きません。
10:0だったらいっそ清々しいですね笑
私は8:2位でした。
もし利き目が右でも全然バックハンドを打っていなければ、当然バックハンドは上手くなりません。当たり前のことです。
しかし逆を言えば、それ位練習し、フォアハンドで打つことを意識すれば、仮に利き目が右でも、フォアハンドが打てるようになるのです。
なので、理想は練習量を
5(フォア):5(バック)
になるように意識して練習に取り組むことが重要だと私は考えています。
あくまで理想ですよ?ただ、それに近づけることは意識してくださいね!
次に改善するためのメニューをいくつか紹介します。
友達と声を掛けて遊び感覚でやってみてください。
改善するためのメニュー①ショート乱打(フォア対バック)
一方はフォアハンドだけ、もう片方はバックハンドだけというルールで
ショート乱打をします。
ショート乱打は、普通の乱打よりコントロールを付けやすいので、中学生でも意外と続くと思います。
結局ひたすらボールを打って、意識して打つことに慣れることが一番早いです。
改善するためのメニュー②ショート乱打(バック対バック)
こちらは、先ほど紹介したメニュー①の少し難易度が上がったバージョンです。
これが出来るようになる頃にはバックハンドを打つことに慣れたと自覚して良いと
思います。
ここまで来たらベースラインからの乱打で、同様にやってみてください。
大分出来るようになっているはず。
フォアハンドやバックハンドの技術的な打ち方などはまた次回以降にお話ししたいと思います。
最後に、本日紹介した内容をまとめます。
まとめ
- 人は『利き目』が存在する
- 【右利き】利き目が右目の人はバックハンド、左目の人はフォアハンドが上達しやすい(左利きの場合は逆)
- 意識と練習で上達しにくい側も打てるようになる
今回はここまでです。読んでいただき、ありがとうございました!m(__)m